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麻酔・鎮静の情報

手術で麻酔を受けられる方へ

監修:新宮 興 先生
    関西医科大学麻酔科学講座 教授

手術前から終了まで
手術前に

風邪や発熱等があるときは、手術を延期する場合があります。
また、術前にお願いしたことを守っていただけていないときにも、手術を延期する場合があります。

手術室に向かうとき、守っていただきたいことがいくつかあります。

(1) 装飾品類(指輪、ネックレス、イヤリング等)や貴重品類(腕時計、携帯電話、お金、ロッカーの鍵等)は、紛失の可能性があるので外してください。

(2) 入れ歯やコンタクトレンズは、けがの原因になるので外してください。金属類(ブラジャーやヘアピン等)は、電気メス等の使用時にやけどの原因になるので外してください。

(3) 手術中、顔色や爪の色の観察を妨げるので、化粧やマニキュア等はしないでください。

(4) 髪の毛が長い方は、左右2つにまとめてください。

これらの他に指示があれば、したがってください。
安全で円滑な手術のために、ご協力をお願いします。

手術室に入室

多くの場合、手術室へは病棟の看護師と共に歩いて来ていただきますが、車椅子やベッドで来ていただくこともあります。

手術室の受付をします。そのとき看護師が、お名前などをお尋ねしますので、お答えください。
この他に、どこの手術をするのか、右左のどちらの手術をするかなどをお尋ねすることがあります。
入室時以外でも、何度かお名前などを確認することがあります。安全のためですのでご了承ください。

手術台のある部屋に入ります。
上半身の服を脱いでいただき、手術台の上に仰向けで寝ていただきます。
体の状態を確かめるための測定装置(モニター)を付けます。
点滴をするために静脈にカテーテルを入れます。
尿量を測るためのカテーテルは麻酔がかかって眠ったあとから入れます。

麻酔を始める前に、手術室スタッフが各種確認をすることがあります。もし間違いがあれば教えてください。

手術によっては、全身麻酔と硬膜外麻酔などの局所麻酔を組み合わせて使います。そのときは全身麻酔の前に局所麻酔を行います。局所麻酔については、局所麻酔の実施方法を合わせてご覧ください。

麻酔の開始

麻酔を始めるときには、まず、酸素が流れているマスクが顔にあてられます。
気持ちをゆったりとさせ、ゆっくり大きく呼吸して、マスクからでてくる酸素を吸ってください。

麻酔薬の投与を始めます。
点滴チューブから麻酔薬を注入する方法が一般的です。そのほか、マスクから吸う酸素に麻酔ガスを混ぜて麻酔をかけることもあります。どちらの方法でも、いつの間にか意識を失います。
意識がなくなるまで、何回か名前を呼びますので、聞こえたら返事をしてください。

麻酔によって息をする道が通りにくくなったり、呼吸を止める薬を入れたりしますので、意識がなくなったあとすぐに、口から気管にチューブを入れ、呼吸する道を確保します。その後、人工呼吸器を使って肺に酸素を送り込めるようにします。

手術台から落ちないように、手足をベルトで固定します。
体の状態が安定したら、消毒をして、手術が始まります。
手術中は、手術の種類や手術前から持っている病気に応じて、いろいろなモニターを用いて患者さんの状態を確認し、薬の量を調節して安全な麻酔を行います。
麻酔科医が常に体の状態を監視していますのでご安心ください。

麻酔からの覚醒

手術が終わると、麻酔薬の投与を中止します。
麻酔薬の作用は速やかに消えますので、投与を中止して10分程度で目が覚めるのが普通です。
麻酔から覚めるころに、麻酔科医が声をかけます。
このとき、口の中にチューブが入っていて声を出せません。また、腕や脚は手術台に固定されています。
目を開けたり、手を握ったりして、声が聞こえていることを伝えてください。

手術室から退室

呼吸状態に異常がなければ、チューブを抜きます。
体の状態に異常がなければ、手術室から退室します。

病棟へは病棟の看護師が案内します。
なお、モニターの一部を体に付けたままや、口にチューブが入ったままで、退室することがあります。
また、手術室から直接病棟に戻らず、いったん回復室や集中治療室に移る場合もあります。

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