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麻酔・鎮静の情報

麻酔Q&A

Q. 何故、麻酔が必要なのですか?
A

何故、麻酔が必要なのですか もしも麻酔なしに手術をしようとすると、とうてい手術の痛みには耐えられません。 手術している光景を見聞きすることも耐え難く、痛くて血圧が下がったり、逆に異常な高血圧になったりします。 有害な反射が起こりやすくなり、脈拍(心拍数)が減ったり、心臓が止まることもあります。 場合によっては、心臓や脳血管に悪影響を及ぼします(不整脈・狭心症発作や脳内出血など)。
子供では痛み体験をできるだけ避けることが重要です。
手術により生じる痛みや身体的・精神的ストレスから患者様を守るために麻酔が必要なのです。

Q. 麻酔がかかるとどうなりますか?
A

全身麻酔の場合、患者様の意識はなくなり、痛みを感じなくなります。
麻酔がかかると一見眠っているように見えますが、実は全く異なります。
単に眠っている人ならば、ゆすったり叩いたりすると目が覚めますが、
麻酔がかかっていると、麻酔薬により脳の機能は強く抑制され、
それくらいでは起きることはありません(患者様は全く無防備になります)。

Q. 麻酔薬以外にどのようなお薬を使うのですか?
A

麻酔が深くなると、呼吸の働きが弱くなったり、呼吸筋の筋力が弱くなるため、呼吸が止まります。
このようなとき、麻酔科医はずっと患者様のそばにいて呼吸を調節したり、患者様の手助けをします。
具体的には、呼吸器外科の手術では手術側の肺だけ動きを止めて、手術をしやすくする工夫を行います。
お腹の手術の場合は筋肉が硬いと手術が困難なので、筋弛緩薬を使用して筋肉を柔らかくします。

Q. 手術(麻酔)中、心拍数や血圧はどうなるのですか?
A

心臓の手術では心臓の拍動を人工的に止めますが、それ以外の手術では患者様自らの心臓の拍動(心拍数)を保ちます。
心拍数と血圧は多くても少なくても身体に良くありません。
麻酔科医は患者様の状況に応じて、心拍数と血圧を適正に保つように努めます。

Q. 手術(麻酔)中、体温はどうなるのですか?
A

全身麻酔により体温の調節機能が弱くなり、体温は室温(環境)の影響を受けて低下します。
このような場合は、温水マットや温風を利用して患者様の体温低下を防いでいます。
体温が34℃以下に低下すると、不整脈が出やすくなり、また、意識が戻りにくくなります。
また、たとえ低い温度で麻酔から醒めても、ブルブルと振るえが止まらなくなり、体力を消耗します。

以上のように、麻酔科医は手術中ずっと患者様のそばにいて、
患者様を守っています。

手術中

Q. 麻酔にはどんな方法があるのですか?
A

身体にメスが加えられたときに、痛みを感じなくすることが主な目的です。
そのためには、痛みを脳へ伝える神経を途中で遮断するか、脳で痛みを感じないようにするか、の2通りがあります。
前者は局所麻酔(区域麻酔)と呼ばれ、後者は全身麻酔と呼ばれます。
いずれも長所と短所があり、患者様の全身状態と手術の術式に応じて、麻酔科医が最適な麻酔法を選びます。

Q. 局所麻酔にはどのような方法があるのですか?
A

皮膚にメスが入った場合に生じる痛みは脊髄を通り、脳へ入りますが、その前に、局所麻酔薬で痛みを伝える末梢神経を遮断して、痛みを感じなくする方法です。
遮断する部位は色々で、局所麻酔法としては、脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔、神経ブロックなどがあります。
いずれも局所に麻酔をかけるので、意識がある点が全身麻酔と異なります。
脊髄くも膜下麻酔は脊椎麻酔あるいは腰椎麻酔とも言われ、腰から脊髄のあるくも膜下腔に局所麻酔薬を注入します。
主に下腹部や足などの手術のときに行われる方法で、下半身にだけ麻酔をかけるので意識はあります。
硬膜外麻酔は脊髄をとりまく硬膜外腔と呼ばれる部分に局所麻酔薬を注入し、その神経が支配している体の部分の鎮痛を得る麻酔方法です。
硬膜外麻酔の最大のメリットは、硬膜外腔に細い管を留置し、長期間にわたって局所麻酔薬を注入できるという点にあり、手術後の鎮痛法としても行われることがあります。
神経ブロックでは神経や神経の束(神経叢)のすぐ近くに局所麻酔薬を注入します。
どの方法を選ぶかは患者さんの全身状態、手術の内容を考慮して麻酔科医が選択します。

局所麻酔の方法
Q. 全身麻酔にはどのような方法があるのですか?
A

全身麻酔法としては、口・鼻から麻酔薬を吸入させる吸入麻酔法と、静脈から薬を注射する静脈麻酔法があります。 吸入麻酔薬も静脈麻酔薬も脳に達して作用します。 吸入麻酔法は一呼吸毎に麻酔薬を吸入し、ゆっくりと意識がなくなります(緩徐導入)。 静脈麻酔法では速やかに意識がなくなります(急速導入)。 また、麻酔導入後は気管に管を挿入(気管挿管)して人工呼吸することが多く、手術が終了すると、患者様の意識が回復したことを確認してからその管を抜きます(抜管)。

全身麻酔の方法
Q. 全身麻酔は実際にどのような手順で行われるのですか?
A

次のような手順で行われます。

全身麻酔の手順
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